銃・病原菌・鉄 (上)
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/02/02
- メディア: 文庫
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書いたメモそのまま貼り付け。
なぜ世界に文明の進展に構造差が起こってるのか。それをもたらしている要因は何か →大まかにいうと、地理的要因が大きい。 人類が北南アメリカ大陸に渡ったのはかなり後ろ。シベリア側の寒さへの対応への進展が必要・船の技術の必要のため遅れた 基本的には、権力構造を作り、余剰生産力を生み出したり、統一化で効率的に大きな力を振るえるようになった社会が、そうでない社会を凌駕していく。 首領が一般に混じったり、戦闘をせず、平和平等社会は弱い。 →今の風潮は退化? →”効率的に”が進化。あと、平和でなく、戦闘進歩を目指す部分で異なってる より富(=より食料)を求めて、新天地へ人類は進出した。 →現在も同じ。東南アジア、アフリカ、さらに地球外へ。 人間の集まると、不和や不満、構造が起きるのはなぜなのか。何に必要なのか。 面白いのは、近年起きてる組織の変化は、階層的な農耕社会から、平等な狩猟社会への組織への逆戻りに見える。 これまでの歴史は、階層的な農耕社会が、狩猟社会を凌駕した歴史だった。 病原菌の人類史に対する役割の大きさよ。基本的に群居性の動物やそれと密接に過ごすことから農耕社会側で発展。それが後に免疫の無い狩猟社会側にもたらされ大被害をもたらした。