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善と悪の経済学

善と悪の経済学

善と悪の経済学

良かった。科学的、というと、客観的で正しい、というようなイメージがあり、最近の経済学は社会科学的手法を取り入れそちらに進んでいるが、それに依存しすぎることに対して警鐘を鳴らしている。科学は、極論、ベースとなる前提を与えた上でのモデルであり、経済学も同じなので、そのため、あるケースを説明する上などでは有効だけど、それが全てを説明すると考えてしまうのは危険である。経済学が、そういうものとしてとらえて、利用しなければならない。