未来に先回りする思考法
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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非常に面白かった。以下、メモ。
”コンテンツのクリエーションも解析できる。感情もパターン認識できる”とあることに対して、
ソシャゲやマンガボックス等のアプリで、コンテンツに対する人の感情の反応の解析はどれくらいできてるのかな。ソシャゲはある施策に対してその反応を、条件を変えた別の施策と比較するくらいなのかなと。映画やマンガにおいては、クリエーション部分まではまだ踏み込めてないのでは?
佐藤さんはIOTが浸透すること前提に動いてるみたいだけど、実際どうなんだろう。具体的にどのように浸透していくか。浸透まで自分でやるという感じでは無さそう。
自分は以前のARの際にまちなかのポスターがディスプレイに変わっていって、それらが動いてくる未来をイメージしていたが、ディスプレイの値段はそこまで下がらず、浸透しなかった。
今あるモノをネットが通る形にしていくには、それをネットが通るモノで代替していく必要があり、代替した結果享受できる利益がすぐに見えてないとその変化は起こりにくいとかんがえられる。
とはいえ、佐藤さんが、androidの出た当初に、かつてのAppleとマイクロソフトのコンピューター競争のパターンから、iphoneでなく、androidに張ったのはすごいなと。
自分の納得感よりパターンを信じる。という言及。
これは新たに肝に銘じよう。そのパターンを見出すよう心がけることも。